2017年5月17日(水)。
忍者屋敷の見学後、地下にある忍術体験館へ移動。ここでは、本物の手裏剣、縄ばしご、水の上を渡ったという水蜘蛛などの実物資料や忍術伝書に書かれている内容を元に作られたレプリカなど400点以上の忍具が展示されている。
ミニシアターの壁に設置されたビデオ画面では、伊賀忍者が上野城へ密かに潜入し脱出する様子が、紹介されている。
手裏剣や水蜘蛛、あらゆる鍵を開けた、とされる万能鍵、忍びの装束や、内部に武器を仕込んだ仕込み杖、火薬を使った武器など、数々の忍者道具が展示されている。
体験コーナーもあり、水蜘蛛を実際に履くことができる。
水の上を歩くものではなく、城周りの湿地帯の泥の上を歩く道具。
忍者伝承館では、忍者の歴史や生活ぶりが、紹介されている。暗号、九字法、人相学など、今日の世の中でも役立つ忍術について学ぶ。また、忍者の古文書の内容が科学的に解説され、忍者の日常生活や知恵についての事例も紹介されている。
延宝4(1676)年成立。現存する忍術伝書の中で最も大部で、伊賀と甲賀の忍術を集大成した忍者の実戦マニュアル。
1時間ほど、伊賀流忍術博物館を見学後、伊賀上野城の城内を見学。