2017年10月6日(金)。
1900年鳥居龍蔵。
1904年森丑之助。
1930年代。瀬川孝吉。
短刀はふだんの仕事や狩猟、戦争のときに使われる。パイワン族やルカイ族はときとして刀を祭礼や贈答に用いることがある。
タオ族は平和を好む。たとえ争いが起きても、兜を着けて指定の範囲内で石を投げ合うだけで、一方が負傷したら終了となる。一方で、タオ族は悪霊を怖れるため、ふだんの外出時にも鎧兜や刀で武装する。それにより勇気をつけ、悪霊を退けるのである。
鹿のなめし革でできており、火打石、着火のための細い草などが入っている。
木製の法器箱。ひとかたまりの木材の中心を掘り抜いて作った蓋のない四角い箱である。パイワン族では巫女が多く使用する。箱の中には小刀、豚の骨、珠玉などの祈祷道具が入っている。
巫師がよびだした神霊の使者が降りるイス。
巫師が屈服させた病魔や悪霊を閉じ込める壺。