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2017年10月6日(金)。
九族文化博物館の展示に萬山神石の写真展示があり、九族文化村の最上部に復元されているので、
日月潭ロープウェーへ向かう途中で見学した。
萬山神石は、文字を持たない原住民族が表面にさまざまな図形文様を彫った大石で、高雄市茂林区萬山里の故地である旧萬山部落にある。石には霊力がこもっており、崇拝の対象となっている。
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旧萬山集落の模型。Clik here to view.

萬山集落はルカイ族3群のうち、西部に住む下三社群の集落で、ほかには茂林、多納がある。
萬山神石は1957年に移転した現在の萬山集落ではなく、もっと山奥の深山絶壁の上にあった旧萬山集落(萬斗籠社)にあり、日本への帰順も遅く、飛行機で威嚇したすえようやく1933年に帰順したという。現在でも、旧地へのアクセスには困難がともなうようだ。
模型には、集落の住居のほかに日本統治時代の蕃童教育所なども再現されているようだ。
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萬山神石。説明。Clik here to view.

巨石は長さ約9m、幅約8m、高さ約6mである。その表面役70㎡にわたり、150年ほど前に彫られたものという。
図形文様は伝説をもとに描かれているという。萬山部落の男が北方のブヌン族の女を娶った。部落の周辺に大岩がたくさんあった。家族が下の畑で仕事をしているとき、妻は大岩の穴で百歩蛇を見つけ、家族にたべさせようと煮て、まず自らがイモと煮込んだ蛇肉を食べ、家人にも食べさせた。翌朝、ルカイ族にとって神聖な百歩蛇の蛇肉を食べたことに家人が気付き、妻を離縁して里に帰らせた。
その妻が指先で大岩に図形模様を描いたという。
二つの集落は仲が良かったが、それ以来敵対関係になってしまった。
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萬山神石。説明。Clik here to view.

高さ5m、直径13m、重さ2千トンという。
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萬山神石。Clik here to view.

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萬山神石。Clik here to view.

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萬山神石。Clik here to view.

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萬山神石。Clik here to view.

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吹き矢場の案内。Clik here to view.

狩猟方法の一つであった吹き矢が体験できる。覗いてみたら、多くの人で賑わっていた。
九族文化村の最上部にある。
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村内ロープウェイ。Clik here to view.

原住民集落景観区の見学を終えてから、下部にあるアミューズメントワールドの端にある無料の九族ロープウェイに乗って、最上部の日月潭ロープウェイ山上駅へ戻った。
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村内ロープウェイ。九族広場祭典会場、九族博物館、アミ族、タオ族の家屋。Clik here to view.

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