2017年10月18日(水)。
芝山岩展示館は芝山文化生態緑園内にある。
戦後、芝山岩は軍事用地として使用された。展示館は軍用営舎を転用したものである。
海拔51.8m、東西長約400m,南北約150m。
芝山岩を含む台湾の基盤地層は2000万年に浅い海底が堆積した「大寮層」で、600万年前にユーラシアプレートとフィリピンピンプレートの運動により海底から隆起した。
大屯火山群では、約280万年前から250万年前に第1期の火山活動が発生し、台湾島北岸に原始の大屯山が形成された。約80万年前から、20万年前まで続いた第二期の火山活動はかなり活発で、今日の七星山などが形成された。60~50万年前の期間に七星山はさらに大規模な噴火をして、山頂部に火口が残っている。淡水河の対岸でも火山が噴火し、今日の観音山が形成された。
大屯火山群は、西環太平洋火山性地震多発帯上に位置し、マグマ活動と関連する地熱活動が今だ頻繁で、北投と金山の間には硫黄噴気口、蒸気孔、地熱、温泉が分布している。
第3紀層砂岩の小山である芝山岩、圓山、宝蔵岩の三つの島のみが湖面に露出していた。
現在の牡蠣は長さ8~10㎝、重さ10~30gである。
十三行文化。約1800年~500年前。少量の陶器が出土。
植物園文化。約2500年~2000年前。耕作技術が進展。陶器製作。拍印方格文、折線文。
圓山文化。約3200年~2500年前。出土文化中、最も広範豊富に出土。
訊塘埔文化。約4500年~3700年前。陶器。縄紋・紅陶。
大坌坑文化。約7000年~4500年前。最初の新石器文化。狩猟と植物採集。粗縄紋陶器。