Quantcast
Channel: いちご畑よ永遠に
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1170

Jポップ 加山雄三 「蒼い星くず」、「夜空の星」、「旅人よ」、「夕陽は赤く」、「.夜空を仰いで」

$
0
0
イメージ 1
イメージ 2

加山雄三(1937年~)は、日本のポップス・ロックの草分け的存在であり、多くの名曲を作曲している。
私は、映画の若大将シリーズの主演男優として1960年代前半から名前だけは知っていた。学校の遠足で同級生が、ホウキをギターがわりに数人で「夜空の星」、「蒼い星くず」を歌っていたのは、1965年秋ごろと記憶している。「蒼い星くず」は19664月発売のようだが、ソノシートの著作権クレジットでは1965年の作品となっている。

「君といつまでも」が、196512月に映画『エレキの若大将』主題歌として発売されて350万枚の大ヒットになり、国民誰もが知る歌手となり、196612月の紅白に初出場している。「君といつまでも」が実際にヒットしだしたのは、よく分からないが、1966年春ぐらいか。

19666月にビートルズが来日したが、当時はビートルズには関心がなかった。しかし、ベンチャーズなどのエレキブームでは、ラジオを聴けば必ずエレキサウンドが聴かれて、その音楽そのものには好感は持っていた。
そういう音楽状況の中で、「君といつまでも」が大ヒットし、エレキをフューチャーした「夜空の星」、「蒼い星くず」もテレビなどでよく視聴するようになり、ファンになった。今でも、敬愛している。

「加山雄三 DELUXE」というケイブンシャ・ハイシート10曲入りを購入したのは、1966年夏から秋だろうか。レコード盤ではなく、厚いソノシート盤である。
 
データでは、「恋は紅いバラ」1965615日)、「君といつまでも」「夜空の星」1965125日)、.蒼い星くず」「夕陽は赤く」196645日)、「お嫁においで」(1966615日)、「.夜空を仰いで」「旅人よ」(19661015日)となっており、このあたりまでが、全盛期といえる。
これ以降はスパイダースの「夕陽が泣いている」(19669月)から始まるグループ・サウンズ・ブームが日本のミュージックシーンを席巻し、歌番組で毎日見る状況が数年続いた。
 
ロック調では「蒼い星くず」、「夜空の星」、ポップス調では、「旅人よ」、「夕陽は赤く」、「.夜空を仰いで」が音楽史上に残る名曲。
 
ハイシート盤では、前記のほか「麗しき乙女たち」、「ブーメラン・ベビー」、「ランニング・ドンキー」が佳曲。


TVドラマ「これが青春だ」(1966年から1967年)に出演していた、キュートな女優・松本めぐみと結婚したのには驚いた。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 1170

Trending Articles