台北 国立故宮博物院 その5 明永楽帝時代の陶磁器
「明 永楽 甜白梅瓶(内府銘)」。国立故宮博物院。2017年10月14日(土)。永楽帝は明の第三代の皇帝で、在世中の年号は永楽(1403-~1424年)。皇帝として22年にわたり権勢を振るった永楽帝は文治、武勇のいずれにも優れていた。例えば紫禁城の建造、南洋への艦隊派遣、『永楽大典』の編纂、宮廷内で使用する大量の器の製造など、その功績は枚挙に暇がない。...
View Article台北 国立故宮博物院 その7 中国歴代陶磁(三国・南北朝・唐・五代・遼)
晋 青磁印紋盤口双繋壺 265~420年。国立故宮博物院。中国歴代陶磁。三国・南北朝・唐・五代・遼(265~1125年)。2017年10月14日(土)。三国〜南北朝時代の陶磁。漢代に発生した青磁は、この時代にも引き続き製作された。この時代の青磁の現存するものは、ほとんどが墳墓に副葬された明器である。 南朝 青磁刻花蓮紋盤 青磁灶...
View Article台北 国立故宮博物院 その8 宋 定窯 汝窯 官窯
北宋 定窯 龍口執壺。10世紀。国立故宮博物院。中国歴代陶磁。宋。定窯 汝窯 官窯。2017年10月14日(土)。 執壷(しつこ)とは、片口水次のことで、古代中央アジアにおいて洗面や酒などの液体を入れるために用いられていた盛水器の造形がもとになっている。...
View Article台北 国立故宮博物院 その10 中国歴代陶磁(明 洪武 永楽 宣徳)
明代の陶磁器。国立故宮博物院。中国歴代陶磁。明。2017年10月14日(土)。十四世紀末に明朝が建国されると、器物工芸に新たな領域が切り開かれた。磁器の装飾が絵画芸術と彩釉の色鮮やかな世界へと歩み始め、装飾の新しい時代を迎えた。素朴な美しさをたたえる宋や元の磁器に比べ、明の磁器は色彩重視が重要な特徴である。...
View Article台北 国立故宮博物院 その11 中国歴代陶磁(明 成化 弘治 嘉靖 万暦)
明 成化 五彩蓮塘鴛鴦紋盤。1465~1487。国立故宮博物院。2017年10月14日(土)。成化(1465 ~ 1487年)、弘治(1488~1505年)、正徳(1506~1521年)の3代の磁器の特色は小品が多いことである。器種の点では、永楽期に見られたような西アジア起源の器形はほとんど見られなくなり、伝統的な器形が多い。この時代には官窯でも上絵付けの多色磁器が盛んに作られるようになった。...
View Article台北 国立故宮博物院 その12 中国歴代陶磁(清)
清 康熙 素三彩黄地褐緑雙龍紋盤。1662~1722。高7.2㎝、口径40.5㎝、底径26㎝。国立故宮博物院。中国歴代陶磁。2017年10月14日(土)。緑、褐、白の三彩釉が使われ、緑色と褐色の雙龍が白色龍珠を奪い合う模様が描かれている。周囲は雲と火炎で覆われる。內壁には梅、菊、蓮、芙蓉、牡丹、芍薬などの四季の花卉で装飾されている。...
View Article台北 国立故宮博物院 その13 中国の書画 秦 瑯琊台石刻 魏 三体石経 蘇軾 黄庭堅 米芾
首を上げる右側の雁。「宋人秋塘双雁」の部分。国宝。国立故宮博物院。 左側の雁。。「宋人秋塘双雁」の部分。2017年10月14日(土)。...
View Article台北 国立故宮博物院 その14 中国の玉器(新石器時代 興隆窪文化 紅山文化)
中国の玉器。国立故宮博物院。院蔵玉器精華展。2017年10月14日(土)。7000~8000年前、中国の大地で生活を営んでいた先人たちは、土を掘り、木を伐採するなどの生活経験の中から、「玉」が「美しく不朽」の石であることを知った。それは輝きを放ち、人々は美しい玉には豊かな「精気」、即ち「エネルギー」が宿っているのだと信じるようになった。...
View Article台北 国立故宮博物院 その14 中国の玉器(新石器時代 良渚文化 斉家文化 山東龍山文化)
玉壁。良渚文化中晩期。BC2900~2200年。国立故宮博物院。院蔵玉器精華展。2017年10月14日(土)。BC3500年頃に長江下流域に興った良渚文化は北方の紅山文化とともに玉文化の双壁をなす。この時代にはシャーマンが強大な権力を掌握し、玉はシャーマニズムと密接に繋がっていた。壁は太陽の軌跡(黄道)を象徴するものであった。...
View Article台北 国立故宮博物院 その16 中国の玉器(夏・殷・周・春秋戦国・秦・漢)
夏代 牙璋。BC2070~BC1600年。長さ38.1cm 幅9cm 厚さ0.8cm。国立故宮博物院。院蔵玉器精華展。2017年10月14日(土)。牙璋は刀の一種。上端に刃があり、下端は長方形、底部の両側に牙状の突出部がある。黄河中下流域の文明にみられる。夏は華西・華中の部族集団が建国した王朝であり、この時代に使用された玉の礼器には大型の牙璋、玉刀、玉戈などがある。...
View Article台北 故宮博物院 17 琉璃珠 鼻煙壺 玉 人と熊 清 玉熊尊 漢 銅熊尊 青磁熊形灯
琉璃珠 戦国時代 BC475~BC221年。国立故宮博物院。2017年10月14日(土)。...
View Article台北 故宮博物院 18 漢字の源流 毛公鼎 宗周鐘
毛公鼎。西周晚期(宣王時代、BC828~BC782年)。高さ53.8cm 口径47.9cm。国立故宮博物院。「漢字の源流展 毛公鼎と宗周鐘」。2017年10月14日(土)。...
View Article台北 故宮博物院 19 青銅器 殷(商)
国立故宮博物院。2017年10月14日(土)。中国の青銅器時代は夏の晩期(BC17世紀ごろ)から始まり、殷・西周・東周を経て、1500年ほど続いた。秦・漢以後は、鉄器が使用されるようになったが、銅器はやはり従来のしきたりのまま使われ、変わることはなかった。...
View Article台北 故宮博物院 20 青銅器 周
雙龍紋簋。西周早期。盛食器。BC11~BC10世紀。高21.3㎝。国立故宮博物院。2017年10月14日(土)。簋(き)は盛食器で、調理した穀物を盛るための断面円形の椀状の容器で、身が深く、圏足がつく。蓋に2頭の龍が舞う文様が刻まれている。...
View Article台北 故宮博物院 22 青銅器 秦、漢
連枝鐙。漢。BC206~AD220年。国立故宮博物院。2017年10月14日(土)。秦、漢の時期、青銅器の主な用途は礼器から普段使う器物へと変化し、庶民の生活の中に徐々に浸透していった。 雁爐。漢。BC206~AD220年。高14.8㎝。香炉。...
View Articleロックの名曲 More Than A Feeling BOSTON SONG TO SOUL
More Than A Feeling宇宙の彼方へ BOSTON SONG TO...
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